ある晴れた日にふと空を見上げてみました。
白い雲が何層にもなって思い思いのスピードで動いている
そうかと思えば別の雲は青いキャンパスに絵を描いているよう
むかし、飛行機の窓から眼下に拡がる綿のような雲を見て
あの上で寝っ転がったらどんなに気持ちいいだろうなと思ったことがあります
そういえば子供の頃読んだ本の中には雲に乗るというお話がありました
石井桃子さんの「ノンちゃん雲に乗る」とか、
西遊記の孫悟空も雲にのっていましたよね
実際には雲にのることなんて不可能ですが、
色々と想像が拡がっていきます
そんな雲の色、形、どれ一つをとっても同じものはなく、
その表情は刻一刻と変わっていく
嵐の日の雲は恐ろしいものを感じることがあるけれど
晴れの日の雲はいろいろなことを思いながら眺めると
なんだか心が穏やかになりますね