先日 Gallery Bauhausでやっているユージン・スミスの
「The Glow of Mercy - 愛と真実の日々 -」という写真展、
そして映画 "Jazz Loft"を見るチャンスがありました .
ユージン・スミスはフォトジャーナリストとして活躍し、
日本とのつながりも深い写真家です .
モノクロのプリントを見てまず思ったことは
扱っている題材の多くは悲惨で暗いものなのに
とても綺麗だということ
例えばこの写真、
スペイン西部のわびしい一村落を描いた
「スペインの村」というフォトエッセイの中より
死を悼む通夜の様子
悲しい場面であるはずなのに
亡骸,そしてそれを囲む女性たちもみな
静かにそして美しく描かれています .
特に真ん中の光があたっている女性
力強く輝いているよう
神秘的ですらあるように思いました .
今、彼の写真集「MINAMATA」を
映画化したものも上映されています
その映画もみてみたいと思います .