先日の「民藝の100年」に続き、ザ・フィンランドデザイン展にも行ってきました
父が仕事の関係で北欧に関わりがあり、私も子供の頃から北欧にとても興味がありました
今回の展示ではIittalaやARABIAの製品や
トーベ・ヤンソンなどアーティスト作品の気になるものたち
そしてデザインされたポスターなども
たくさん展示されていると聞いて行ってみたいと思っていたのですが、
先日の「民藝の100年」で
「1958年の白木屋で開催された「フィンランド・デンマーク展」では
柳宗悦の息子 宗理が展示作品の選定と図録の編集を担当した」と解説されていて
不思議な繋がりを感じました
フィンランドの家具や食器、ガラス製品などは
機能性を備えるとともにデザインや色に豊かなものも多く
「民藝の100年」に展示されていた日本・アジアのものとは
また違う華やかさを感じました
写真(画像はロイヤルデザイン社のHPよりお借りしました)は
今ではIittalaの象徴的なガラス花器シリーズとなっていますが
もともとは建築家アルヴァ・アアルトが
1936年カルフラガラス製作所が主催するデザインコンペティションで
優勝した作品の中のひとつ
「サヴォイ」と呼ばれるガラスの花器の
この複雑だけれどなめらかな曲線はフィンランドの湖を表しているとか
以前からどっしりとしているけれど面白い形
これは何を表しているのだろうと思っていたのですが
自然を大事にするフィンランドの人ならではの形なのですね
実際に展示されていた花器にはスポットライトがあたり
テーブルの上にとても綺麗な影が現れていたのですが
残念ながらそれは撮影は出来なかったです!