このところ展覧会を観に行く機会が増えています .
先週春の息吹を感じる平日に世田谷美術館で開催されている
グランマ・モーゼス展に行ってきました .
彼女の絵はクリスマスカードなどで
目にしたことはありましたが
これだけたくさんのものを
時間をかけて見たのは初めて
高齢になってから絵を本格的に描き始めて
101歳で亡くなるまで約1600点もの作品を描き続けていたとか
何とも素朴な絵ばかりなのですが
結婚パーティーやピクニックの様子
メープルの樹液からシロップや砂糖を作っている様子とか
洗濯物を干している様子など
自給自足の生活をしている
アメリカの農場の日常の一コマが描かれ
登場している人たちの楽しそうな話し声が
そして動物たちの息づかいが
聞こえてきそうなものばかり
素朴さがゆえなのでしょうか
リラックスしてずっと見ていられるよう
観ていてとても心が豊かに
そして幸せを感じた展示でした
それにしても101歳まで描き続けるって
すごいことですね!