初めて京都を訪れたのは
両親と行った大阪万博のとき
大阪にホテルがとれずに京都に宿をとって
少しは町なかの観光をしたはずなのですが
なぜか印象に残っていません
20歳を過ぎて友人と何度か
京都をおとずれているうちに
この町に魅力を感じるようになりました
そのきっかけは?と問われても
歴史? 建物? 美味しい食べ物?
よくわからないのですが
この町には私をひきつけるなにかがある
それを探しに
毎年のように通うようになりました
お香のような落ち着いた香り
静かに流れてくる音
エレガントな でも
ちょっとピリッとした辛口なところもある町の空気
そんな京都はいつも違う顔を見せてくれるので
何度通ってもその素顔を見つけることができず
また行きたくなるのです