先日のペンギンレッスン撮影会は
東京都庭園美術館でやっている
「建物公開2022 アール・デコの貴重書」
庭園美術館は年に一度その建物を公開していますが
今回は所蔵しているアール・デコ期の
装飾豊かな書籍が展示されていました .
写真は食堂のテーブルの上に置かれていたもの
時を感じさせるポットの横におかれた
フランス語の書籍
テーブルナプキンのように
ページを折りたたんでセッティングされていました .
そしてその後ろにある
男女が今にも踊りだしそうな表紙の本
よく見るとジョルジュ・サンドの自伝的小説”Elle et Lui”
ジョルジュ・サンドといえば
フランスの写真家ナダールが撮った
彼女が60歳のときの写真を思い起こします .
飾り気のない、でも悠然と構えたジョルジュの写真をみていて
ショパンとマジョルカ島へ逃避行したジョルジュ
そしてジョルジュとナダールの関係
不思議な接点を感じました .