先日山梨県にある清春芸術村に行ってきました .
入り口から入ってまず目につくのは
ラ·リューシュと言われる煉瓦色の十六角形の建物
芸術村でもらったパンフレットによると
若き日のシャガールやモジリアニなど巨匠を生んだ
アトリエ兼住居として
現在もパリの記念建築とされているものの設計図を
吉井長三が買取り、この芸術村に
芸術家の育成の場として
そっくりそのままの形で
再現した建物だそうです .
ラ·リューシュとは
フランス語で蜂の巣を
意味しているそうですが
各フロアの中央の踊り場から続く階段
それを囲むように小さい部屋が
放射線状に並んでいるとか
芸術村にあるラ·リューシュの内部は
実際に使われているので
土産物店となっている部屋を除いて
残念ながら見ることは出来ませんでした .
広い芝生の上に堂々と
でもちょっと唐突に建っているようにも思えるのですが
それぞれの個室の中では
南アルプスの山々を眺めながら
そして時季には敷地内の桜の花に囲まれて
どんな人達が日々どんな生活を送っているのだろうかと
いろいろと想像してしまいました .
東京に比べて空気がひんやりとしていて
時期がはずれていたのか人も少なく
敷地内に点在する建物のみならず
広々とした芝生の上で
周りを囲んでいる山々を眺めながら
のんびりとしたひとときを過ごしました .