カテゴリ:展覧会



2024 · 01/10/2024
京都 何必館にて開催されている 「ロニスの愛したパリ WILLY RONIS展」 写真は「雨の日のヴァンドーム広場、パリ」と題するもの 何必館から記念出版された「ウィリー・ロニス写真展」の中で この写真が掲載されているページの横に 次のようなロニスの言葉が書かれていました 「戸外は舞台、偶然という名の演出がある。 偶然は時折、天才だ。...

2024 · 03/09/2024
国立西洋美術館で開催されていた 内藤コレクション「写本 いとも優雅なる中世の小宇宙」 印刷技術がなかった中世ヨーロッパで 聖書や時祷書、聖歌集などを伝達する方法の一つとして 人の手で書き写された写本 文字の装飾も素晴らしいけれど その余白に散りばめられた装飾が彩りも豊かで 単なる文字の書き写しではなく...

2024 · 02/07/2024
この写真は先日世田谷美術館でやっていた 「民藝 美は暮らしの中にある』で 展示されていたいっちん行平というものだそうです 行平とは土鍋などのことを指すそうですが 表面にいっちんと言われる技法で アクセントとしてつけられた白い縦線 ふっくらとした胴体や取っ手の部分 この愛らしい形に惹かれました まるで亀が首をもたげているようですね...

2024 · 04/06/2024
数年前六本木の富士フィルムスクエアで アンセル・アダムスの写真展を見たとき 作品もさることながら 壁に書かれていた 「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である」 という言葉に衝撃を受けたことを覚えています 先月そのアンセル・アダムスの写真展を 同じ富士フィルムスクエアでやっていたので また見に行ってきました...

2024 · 07/05/2024
先日 代官山のヒルサイドテラスで開催されていた マイケル・ケンナ写真展 「JAPAN / A Love Story」を見に行ってきました 展示されている部屋に一歩足を踏み入れるなり モノクロの写真から受ける その静寂の世界に引き込まれてしまいました きーんと張り詰めたような世界 たとえ音が聞こえてきたとしても それはさざなみのような微かな音、、、

2023 · 04/09/2023
9月26日まで銀座三越で 「夏のアートアクアリウム展2023 ~ 銀座の金魚 ~」 という展示が開催されていますが 先日久しぶりに銀座に行ったときに寄ってみました 色鮮やかなライトやいろいろな形の水槽を使って 様々な工夫が施されて会場全体の空間が 和の雰囲気で演出されていました この写真は 背の低い正方形の水槽の中を泳ぐ金魚を 上から眺めるもの...

2023 · 15/08/2023
渋谷ヒカリエでやっている 「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」に 行ってきました 今回の展示では 1950~60年代のニューヨークの町で撮影された モノクロのスナップ写真もたくさん展示されていました 今日の写真はその中から「手」と題されていた作品です 女性でしょうか 通りを歩いている人たちの足先...

2023 · 08/08/2023
今、恵比寿の東京都写真美術館では 「本橋正位置とロベール・ドアノー 交差する物語」 という写真展をやっています 今日の写真はその中からドアノーの 「カフェ・ドゥ・マゴのシモーヌ・ド・ボーヴォワール」 ドアノーの写真は「雨の中のチェロ」など 遊び心のあるものが好きなのですが それとは別にこの写真は以前の展覧会のときにも...

2023 · 18/05/2023
清里フォトアートミュージアムで開催されている 「Platinum Print ー 肖像の回廊」に行ってきました 写真はその展示の中のひとつ エドワード・カーティスの「ズニ族の首長」(1905年頃) グラデーションがとても豊かで 顔にあたる光によって その顔の陰影が浮かび上がり 首長がまるでそこにいるよう とても気品があり 力強く 凛々しい作品ですね...

2023 · 21/02/2023
明治時代初期 岩倉使節団が渡欧 西洋の文化に触れて驚嘆 それから西洋の文化が 日本に取り入れられてといわれています また同時期に西洋の人たちも 浮世絵などに代表される日本の美術品に触れ 絵画のみならず様々な芸術の分野に 日本の文化が影響を与えたといわれています 以前北澤美術館で ガレやラリックの作品を見たときに...

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