スタジオに置いてある岡田先生の蔵書から1冊
今日はPaul Klee Retrospective (「パウル・クレーの芸術」)より
子供の頃、母に連れられて行った美術館で観たのが
パウル・クレーの展覧会でした .
私にとっては初めて美術館で見る展覧会
どの作品を観てそう思ったのかは
よく覚えていないのですが
描かれている不思議なものに
衝撃を覚えたのを思い出します .
今、彼の作品が載っているこの本をみて
豊かな色のグラデーション
そして矢印とか○や△の図形を描いたものに特に惹かれます .
絵画というよりはデザインのよう
この写真の作品には「跳躍者」とタイトルがつけられていました .
単純な線の組み合わせで出来上がった人の形
太い線で描かれている手足
その曲がっている角度
手足の色や洋服の色が
背景の赤味がかった色のグラデーションと
組み合わさって
跳躍者の姿を浮かび上がらせています .
東京オリンピックのときに話題になった
ピクトグラムを思い出しました!