先日 三菱一号館美術館でやっている
「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」を
観にいってきました。
写真は屏風に描かれた花鳥図
日本でよく眼にする花鳥図屏風と比較して
とてもシンプルなデザイン
曲線と限られた色の濃淡で
素朴な自然の表情をだしています
屏風に花鳥図をこのようにデザインする
斬新であり それと同時に
親しみを感じることができました
19世紀終わりにウィーンで生まれ、
ウィーン工房の一員として活躍、そして
日本人建築家の上野伊三郎と結婚したのを機に京都に移り住んだ
リチならではの 作品なのでしょうか
他の作品も
華やかな明るい、でも優しい色使い、
曲線や直線で描いたシンプルなデザイン
パイレックスのバタープリントを
彷彿とさせるようなデザインもあり、
なんだかとても幸せになれる展示でした