箱根のポーラ美術館に
「ピカソ 青の時代を超えて」を観に行ってきました
ピカソは19歳のときの友人の死をきっかけに
1901年から1904年の「青の時代」と言われる短い間に
青を基調とした作品をたくさんしています
写真の中のはがきサイズの作品は
その時代の代表作である「海辺の母子像」
使われている色は少なく にごっていて
色味・濃淡が少しずつ違うことにより
表現されている青い世界
暗く、重たく、悲しい
その中で母親が子供を抱き
赤い花を持って神に祈っている
救い・安らぎを求めているのでしょうか
この作品を観たとき、母子像であるにもかかわらず
ふとマグダラのマリアのことが思い浮かびました
この展示ではX線写真や赤外線写真などの方法を使って
いま表に見えている作品の下に
どのようなものが描かれていたかなども
解説していてとても興味深いものでした