オランダの写真家Johan van der Keukenの
”THE LUCID EYE”という写真集を見る機会がありました
その中でこの写真を見た時
見つめられているように思え
ぎょっとしてしまいました
女性が撮影者であるクーケンのほうを
じっと見ているというとてもシンプルな作品ですが
女性の右手側から差し込んでいる光は
その顔の片面だけにあたり
もう片方は黒く落ちている
片方の眼と鼻の片側が浮かび上がっていることによって
そこに視点が集中して力強く見えるから
見ている私の方がドキっとしたのでしょうか
あらためて光の効果の大切さを感じた作品でした